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頑張りすぎない、心地よくてごきげんな暮らしと育児を模索する母のブログ。

子供のトイトレ(おもらし)で怒りすぎてしまった話

雨

Photo by Alex Dukhanov on Unsplash





今日、とにかくすごい剣幕で子供を叱ってしまった。

叱ったというか、気づけば最近で一番くらいに怒鳴っていた。

それはもう、ものすごい顔をしていたと思う。

 

 

娘は1歳7ヶ月の時に、オムツから布パンツに移行した。

早くてすごいでしょ、とかではなく、

これは完全に私個人の趣味嗜好の問題で。

 

ゴミになるオムツにいつまでもお金を払い続けるのが嫌だったし、

私自身も紙ナプキンがすごく苦手で、布ナプキンを使っていたし、

第二子が生まれる予定があったので、二人を育てながらトイトレする自信もなかったし、

あとは、

小さい赤ちゃんが頑張っておトイレしている姿がかわいくて、成功した時は心底嬉しくて、苦労も多いけれど、トイトレは育児においてわかりやすい達成感がある分野だったからだ。

 

 

そういうわけで、娘は排泄の自立が早くて

幼稚園前には勝手にトイレに行くようになり、

最近ではトイレに親が入ると嫌がるようになっていた。

 

 

そんな娘が、最近やたらとおもらしをする。

夏になって水分をたくさん取っているのもあるのだけど、

どうやら自分のやりたいことを優先して

我慢の限界に挑戦しているようなのだ。

 

 

ときどき

「トイレは?」などと声がけしても

「まだ大丈夫!さっきいったもん」などという。

 

そのくせ、ぎりぎりになって

「もれるーーー!!」とトイレに走っていく。

 

 

幼稚園でもおもらしをして服を持ち帰り

家でも本日2度目のおもらしをした後、

堪忍袋の尾がきれた。

 

 

「もう!いいかげんにしなさい!!!!」

と、言ってもどうにもならないことをいい、

「赤ちゃんなの!?おトイレでできないならオムツはきなさい!」

と、怒鳴り、

「わかったの!?」

とまくし立てた。

最悪の母親である。

育児の教科書に大抵書いてある「トイトレの失敗は怒ってはいけません」の真逆をいく、どうしようもない母親である。

たった3歳の娘相手に

なんと情けないことか。

 

 

 

その後も、そんなことをしている間に

次女にオムツをはかせるのを忘れていて

気づけばリビングのあちこちにみずたまりができていた。

本当に今日は「なんて日だ!」としかいいようがない1日だった。

なんか、どうしようもないぐらい、雨の日だった。

 

 

 

はあああ〜〜〜〜、って気持ちを抱えたまま3人でお風呂に入っていると

娘がふと「あめあめふれふれ かあさんが〜 じゃのめでおむかえ うれしいな〜」と歌を歌い始めた。

ぼーっとしながら、ああ、いい歌だな〜と思って

大きい声で歌ってみたら

子どもの頃に母にこてんぱんに怒られていた時のことを思い出した。

 

 

とにかくいつもこてんぱんに怒られた。

母は怒るときはいつも鬼のような怖い顔をして、ヒステリックに怒鳴っていた。

そんな母が大嫌いで、大好きだった。

今も大事な存在ではあるけれど、友達よりも気を遣う存在である。

 

 

きっと、娘も私のことがあんな風に見えていただろうな。

きっと、娘も私のことをいつか大嫌いになってしまうかもしれないな。

 

 

そんなことを思いながら、あめあめふれふれを歌った。

 

 

そして、遠い昔のいつか、母とお風呂に入っていた時のことを思い出した。

いつも怒ってばかりの母が泣きながら

「○○ちゃん、今日はおかあさん、おこりすぎちゃって、ごめんね」

と涙を流したこと。

私はそのシーンが今もずっと忘れられない。

自分が母親になってはじめて、あの頃の母の気持ちがわかるようになった。

母もきっと、辛かったのだ。

私と同じように。

 

 

とげとげしていた気持ちが、少しまあるくなった。

私も娘に母のように謝った。

「○○ちゃん、おかあさん、きょうは怒りすぎちゃってごめんね。」と。

すると、娘も

「いいよ。○○ちゃんもきょう、おもらしいっぱいしちゃってごめんね。」

といってくれた。

 

「おかあさん、○○ちゃんにおトイレでおしっこしてねって言いたかっただけなんだ」というと、

「わかった。○○ちゃんはね、つくりたいものがあって、まにあわなかったの」

と。

 

 

お風呂から上がると

娘が作っていたものを見せてくれた。

それはとても素敵な作品だった。

 

折り紙にきれいにぴしっといろいろな色のマスキングテープを貼って、ボーダー柄にした「空を飛べるマント」だった。

 

そうか、これを夢中で作っていたのか。

こんな素敵な作品を作っていたのに。

話も聞かず、怒鳴りつけた私を、今すぐ怒鳴りつけにいきたい。

いや、抱きしめて、落ち着かせてあげたい。

 

娘には娘の時間があって

娘の今があって

トイレなんかに行くよりも大事な「敏感期」の中にいるんだと。

 

 

こんな時に懺悔の気持ちをこめて読み返す本がある。

 

 

お母さんの「敏感期」 モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる

というタイトルの通り、

モンテッソーリ教育をベースに、

子どもをどう見守るかという親の目線について書かれた本。

 

個人的な解釈だけど

モンテッソーリ教育は「子どもが自分のやりたいことを自分でできるようになるために見守り、手助けをする」ための育児メソッドだと思っている。

 

子どもには年齢に応じて、今習得すべき物事に夢中になり執着する「敏感期」というものがある、ということや、それを知っておくことで子どもの不可解に思える行動が理解できる、ということを教えてもらった。

 

 

ちなみに排泄の敏感期は1歳4ヶ月頃までとどこかで読んで

その頃からトイトレを始めた。

次女も1歳頃からトイトレをはじめて、1歳半の現在、大きいほうは教えてくれてトイレでするし、小さい方も事後報告をしてくれるようになった。

 

 

はじめた時期的なものもあるかもしれないけれど、 

トイトレにものすごく貢献してくれているアイテムはこれ。

 

 

MOMMY'S HELPER トイレトレーニング 補助便座 ステップ付 (折りたたみ式) BCMH11148

 

とにかく自分で子どもが便座に座れるというのがいい。

子どもって高いところとか階段に登るの好きじゃないですか?

登りたい目的でトイレに来てくれるし、

自分で座れたよ〜!っていうのが嬉しいみたい。

 

それと、妊娠中のお母さんにも激しくおすすめしたい。

大きいお腹で子どもを便座に座らせるのって、本当に一苦労だし、それが1日に何度も何度もあるのって、結構涙モノだから一人で登ってくれるのってすごく楽。

 

確かに場所はとるけど、

でも補助便座買って、台買ってってするなら結局同じじゃないかな。

 

 

で、上のもいいんだけど、今買うんだったら、まず間違いなくこっちを買う。

 

 

子供用 補助便座 トイレトレーナー 【最新改善版 】トイレトレーニング 補助便座 おまる 柔らかいクッション 尿がしぶき防止 折りたたみ 取外し可能 ステップ式 ベビー 踏み台

 

 

こんなシンプルでおしゃれな色があったら絶対こっちにしてた!

結構大きいものだから、トイレにおいても悪目立ちしない色でいいな。

これとかもかわいくて、トイトレ気分があがりそう。

 

 

 

 

補助便座 子供 トイレトレーナー【最新改善版 】柔らかいクッション トイレトレーニング 折りたたみ

 

 

 

そして、こうして一人、

懺悔しながら過ごす夜のお供はこれ。

 

 

 

MAYA NUTS マヤナッツ コーヒー 100g

 

この謎でしかない飲み物。

ある日、近所で開催されていたオーガニックフェアで

魔女みたいなおばさまが販売していて知ったもの。

 

二人目育児の授乳中にも飲めるノンカフェドリンクを

いろいろ試してみていたので手に取ったら

おばさまが、

「これね、幸せホルモンがでるのよ」と。

 

なんでも必須アミノ酸トリプトファンなるものがマヤナッツに含まれているそうで、

そのトリプトファン脳内でナイアシンマグネシウムとともにセトロニンを作り出すのだそうな。

セトロニンはこころのバランスを整える作用のある、脳内の神経伝達物質なんだ、とかとか。

 

なんだかよくわからないけれど、ストレスや産後うつの人にもおすすめ!とのことだったので、二人育児で毎日限界母さんだった私は藁にもすがる思いで購入。

 

これを飲むと確かになんだか穏やかな気持ちになる。

だけどそれはきっと、魔女のおばさまの言葉の魔法なのかもなって思ってる。