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頑張りすぎない、心地よくてごきげんな暮らしと育児を模索する母のブログ。

手が小さくてピアノを挫折してしまった人におすすめしたい「KORGのmicroPIANO」

ピアノにはまっています

Photo by Elijah M. Henderson on Unsplash

 

最近ピアノにはまっています。

 

我が家のピアノは、娘のプレゼントにと購入したKORGのマイクロピアノです。

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長女は現在工作ブームでピアノはあまり触らないし、次女はまだ「ジャジャーン」と音を鳴らすだけなので、しばらく部屋の隅に放置されていました。

 

先日部屋の模様替えをして、夫が弾きやすい場所に設置してくれたのをきっかけに、子どもたちそっちのけで私が弾くようになりました。

 

ジブリ好きな娘に弾いてあげられるようにと簡単な楽譜を買っておいたのですが、これが初心者でも弾きやすくて!

 

 

つたないながらも

自分の指で好きな曲を弾くっていうのは、こんなに楽しいものだったんですね。

 

集中してパズルをやっているような感覚と

音に包まれる気持ち良さと達成感。

 

子ども達が遊んでいる横で「ママー!あそぼうよー!」と呼ばれるまで、もくもくと練習しています。

 

 

子どもの頃は嫌いだったピアノ。

 

小学1年生から6年生まで、ピアノを習っていました。

 

幼稚園で同じクラスだった女の子がとてもピアノが上手で

ピアノを弾くその子がかっこよくて

母に頼み込んで習わせてもらったのです。

 

ところがそのピアノ教室の先生がまあ怖くて。

なにかある度にヒステリックに怒る先生でした。

間違えると手を叩かれ。

練習量が足りなければまた怒られて。

 

私は指が短く、オクターブが届かず

ピアノの鍵盤に無理やり、ぎゅーっと押し当てられて股割りならぬ、指割りをさせられたりもしていました。

 

そのせいか、「あ〜私の短い指じゃ、ピアノはいくらやってもうまくならないんだな」なんて思うようになっていました。だって、オクターブ届かないんだもん。

 

好きで始めたピアノはあっという間に苦痛の時間になりました。

 

もっと早くやめたかったけど

なんならうちの母もヒステリックで「あんたがやりたいって言うから、ピアノまで買ってやったのに!!」って怒鳴るもんだから

もうヒステリーの板挟みみたいな状態で笑、

ずるずると6年間、大して上達もせずに続けました。

 

6年間もピアノを習ったのに、私に残ったのは音楽に対する苦手意識だけでした。

 

できないなら、できる物を探せばいいだけだった。

最近、ピアノを改めて弾くようになって気づいたことがあります。

 

誰にも強制されずに、ただ自分のためだけに弾くピアノはとても自由で楽しいんだってこと。

 

うまくやろうとするんじゃなく、

ただ楽しんで良かったんだってこと。

 

もちろん、基礎とか大切なことはたくさんあると思うんですけど

曲だって好きな曲を弾けばいいし

やっていて楽しくない曲なんてやらなくていい。

そんなイヤイヤやったってうまくなるわけがないんですよ。

 

そして、指が短いからピアノがうまく弾けないと悩んでいた私に教えてあげたい。

 

世の中にはいろんな選択肢があって、

指が短いなら、

もっと弾きやすい鍵盤ハーモニカサイズの鍵盤が小さいピアノだってあるし、

アコーディオンだってあるし、

ウクレレだって、管楽器だってあるんだってことを。

 

 

モンテッソーリ教育でも

子ども達のお仕事のために、子どもの手にぴったりあったサイズのものを使うことを勧めていますね。

 

できない理由が自分に合わないからなら

できる物を探せば良いだけ。

 

自分を責める必要や自分にがっかりする必要なんて全然ない。

ピアノ弾き語り

Photo by Kevin Li on Unsplash

 

手が小さい人にもおすすめしたいKORGのmicro piano。

子どもの頃の苦い思い出を

こんな風にいい気づきとして消化できたのも

KORGのmicro pianoのおかげです。

 


 

 

子どものおもちゃとして選ばれる小さなトイピアノは鍵盤数も少なく、両手で演奏するのはむずかしくて、大人が遊ぶのには不向きです。

 

一方、KORGのmicro pianoは鍵盤ハーモニカサイズの小さな鍵盤が61鍵。

小さな鍵盤で子どものおもちゃにもぴったりだし、

これだけあれば簡単な曲は大抵引くことができます。

ちなみに、通常のピアノは88鍵だそう! 

本格的なクラシックやジャズを弾きたい人は88鍵のものを選んだ方が良いと思いますが、気軽にピアノを始めたい人には十分なサイズです。

 

私がよく弾いているのは簡単な童謡やポップスなのですが、今のところ鍵盤数が足りなくて困るということはありません。

 

KORGのmicro pianoは、まさに電子ピアノのミニチュア版といった感じで、指が短い私でも余裕で1オクターブ届きます。

 

手が小さくてピアノに苦手意識がある人にもぜひおすすめしたいピアノです。

 

今年の目標はpretenderを弾けるようになること。

 

昨年流行ったofficial髭男dismの「pretender」。

弾けるようになりたいー!と、毎日練習中です。

 

ヤマハ「ぷりんと楽譜」というサービスを使ってるんですが、これもいいサービスです。一曲ずつ好きな楽譜が買えます。

 

好きな曲名やアーティスト名で検索して、楽譜の商品番号を入力すれば、コンビニのコピー機でプリントできちゃうんです。

 

コンビニで楽譜が買えるなんて、便利すぎてビックリしました。

 

他にも大好きな手嶌葵さんの「テルーの唄」も今年の課題曲として練習しています。

 

楽しみながら練習して、いつか街中のストリートピアノでドヤ顔で演奏したいと企んでいる最近です。